1.1月の東北.北海道の管理

日本海側や北海道では本格的な雪の季節になります(月間日照時間が60時間以下)、日中も気温が上がらない日が多くなります。
太平洋側は、今月も乾燥した日(月間日照時間60〜140時間)が続きます。
今月も先月に引き続き基本的に室内か温室での管理になります。

2.置き場

理想的には夜間最低温度5℃以上、日中の最高温度20℃以下。
昼夜の温度差が大きいと株が消耗します。日中の温度の上がりすぎには特に注意が必要です。

室内(無加温):玄関や風除室で管理する場合、特にガラス面の近くは明け方冷え込みます。晴れた日中は逆に日差しが強すぎて葉焼けを起こす可能性が有ります。防寒と日よけをかねた不織布をはるなどの対策が有効です。

室内(加温):居間などの加温された部屋で管理する場合、日中日差しが入ると意外に気温が上がります。逆に夜間は暖房が切れて室温が下がります。出来るだけ寒暖の差が少なくなるような場所で管理しましょう。レースのカーテン越しの光が当たるような場所では、葉が光を求めて暴れます。1週間に1回は鉢回しを行い、均等に光が当たるように管理しましょう。

温室(無加温):夜間や明け方の最低気温に注意し、凍結に細心の注意が必要です。クンシランは凍結すると回復しませんので、無加温温室での管理は、断熱材をはるなどの工夫が必要です。

温室(加温):クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。
洋ラン等と一緒の管理の場合は日中の温度はクンシランにとっては暑すぎる場合が有ります。置き場所を工夫して出来るだけ日中は涼しくなる様に管理します。

3.みずやり

クンシランの冬場の管理で最も頭を悩ますところです。
基本的に葉が伸び続けている株は根も活動を続けています。鉢土の表面が乾いたら2、3日後の午前中にたっぷり水やりを行います。
鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。この時期の水切れは春の開花や新葉の成長に影響します!
気温が低い場所で管理していて、葉の成長が止まっている株は、基本的に根も活動を停止しています。このような株は1週間に1回ぐらい天気が良い日の午前中に鉢土の上半分が湿る程度の水やりを行います。

4.施肥

成長を続けている株には置き肥を与えます。
新葉の成長が続いている株は、薄い液肥(ハイポネックス粉末の2,000倍液:規定の濃度より薄いほうが安全です)を2週間に1回与えると良い。
休眠中の株には肥料は与えません。

5.繁殖

行いません。

6.病害虫

発生はほとんど見られません。
今月も予防として、トップジンMかマンネブダイセンMの1,000倍液を1回散布しておくと良い。
室内管理で農薬を使用したくない場合は、フジ除菌水(フジ園芸 TEL :086-424-4455)を散布すると良い。次亜塩素酸による殺菌なので、農薬のような耐性菌の出現の心配が少なく連用が可能!

7.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は30〜40%遮光。
ただし、葉焼けはUV(紫外線)が原因なので、UVカットフィルムを貼っている場合は、遮光率はもう少し低い方がクンシランの生育には良い。

8.移植

行いません。

9.種まき

行いません。
先月種を蒔いたものはそろそろ発芽します。乾燥と低温に注意が必要です。また、日中と夜間の温度差が大きいとせっかく発芽したものが腐敗してしまう場合があります。温度管理には充分注意しましょう。
| 栽培ガイド・東北編1 | 2007.01.13 Saturday | comments(0) | - |









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