はじめに
「一白、ニ黒、三緑」を正月の初夢に見たい物と思っています。
勿論、君子蘭の花色です。白は、雪白。黒は、真黒。緑は、芽吹き色。夢のまた夢か。しかし、その中で、緑が一番早く作出されるのでは、ないだろうか。
植物の種間交雑は、自然であれ、人工であれ、園芸界では、珍重され持て囃されることが多いい。品種改良の名の下に、現在も数多くなされている物と思います。園芸界では、歓迎される遺伝子組み替え、クローン技術も、しかし、食物では嫌われ者です。
先日、市場で奇妙なカニを発見しました。足は、紅ズワイガニ、甲羅は、松葉ガニ。カニの種間交雑です。自然界で起こっているのです。不気味な気持ちになりました。複雑な思いです。
F1だから丈夫でこれからは、どんどん増えていくことでしょう。
近い将来、山陰地方のカニといえば、このカニが主役になるかもしれません。
皆さんの身の回りにもこんな事例は、たくさん起こっていると思います。関心を持って見渡せば。

我が家の温室(無加温)に立て籠もった中国からのお客様たちのスナップ写真を撮りました。寒がっているのかな。

中国からのお客様

温室内


12月の山陰地方での君子蘭の管理

基本的には、12月の管理と同じです。1月の山陰地方(日本海側)では、雪の心配が少し出てきます。中旬から本格的に雪が降り始めます。カラッと晴れた日は少なく、鈍より曇った日が多くなります。1月の日照時間は、12月に比べて約10時間も短く60時間(月合計)程になります。そして、温度の上がらない日も多くなり月平均気温も3〜4℃(最低気温0.2℃〜最高温度7℃)になります。寒冷地ですので、基本的に室内か温室での管理になります。


1.置き場

理想的には夜間最低温度5℃以上、日中の最高温度20℃以下です。
昼夜の温度差が大きいと株が消耗します。日中の温度の上がりすぎには特に注意が必要です。

室内:
玄関で管理する場合、特にガラス面の近くは明け方冷え込みます。晴れた日中は逆に日差しが強すぎて葉焼けを起こす可能性が有ります。防寒と日よけをかねた薄いレースのカーテンなどの対策が必要です。
居間などの加温された部屋で管理する場合、君子蘭にエアコンなどの温風が直接当たらないように気をつけます。また日中日差しが入ると意外に気温が上がります。逆に夜間は暖房が切れて室温が下がります。出来るだけ寒暖の差が少なくなるような場所で管理します。レースのカーテン越しの光が当たるような場所では、葉が光を求めて暴れます。1週間に1回は鉢回しを行い、均等に光が当たるようにして、葉が暴れない様に管理します。

温室(無加温):
夜間や明け方の最低気温に注意し、凍結に細心の注意が必要です。クンシランは凍結すると回復しません。無加温温室での管理は、ビニール、不織布などの二重の内張り、または、断熱材をはるなどの工夫が必要です。

温室(加温):
クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。

2.水やり

基本的に葉が伸び続けている株は根も活動を続けています。鉢土の表面が乾いたら2、3日後の午前中にたっぷり水やりを行います。
鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。この時期の水切れは春の開花や新葉の成長に影響します!
気温が低い場所で管理していて、葉の成長が止まっている株は、基本的に根も活動を停止しています。このような株は1週間に1回ぐらい天気が良い日の午前中に鉢土の上半分が湿る程度の水やりを行います。

3.施肥

成長を続けている株には普段の2/3程度の置き肥を与えます。
休眠中の株には肥料は与えません。

4.病害虫

発生はほとんど見られません。

5.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は30〜40%遮光。

6.移植:株分け

基本的には、行いません。

7.種まき

基本的には、行いません。しかし、15℃以上の温度が確保できる場合は、種まきを行っても構いません。ただし、播種後最低温度が15℃を下回ると、発芽せずに種が腐敗します。また、先月種を蒔いたものはそろそろ発芽します。乾燥と低温に注意が必要です。


| 栽培ガイド・山陰編1 | 2007.01.11 Thursday | comments(0) | - |









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