はじめに
私の場合、君子蘭を4坪のポリカーボネイトのハウスで栽培しています。12月の声を聞くと早速、冬篭りの準備に取り掛かります。
ビニールと不織布の二重の内張りです。これで3月までの冬の4ヶ月間を君子蘭は無加温で過ごします。決して良い環境とは思いませんが、まだ凍らして駄目にした経験はありません。その点、北陸、東北、北海道などの寒冷地より少し暖かいのかもしれません。余談ですが。私の君子蘭とかけて私の食べる松葉ガニととく。その心は。1)君子蘭が二重の内張御殿に鎮座まします時と、松葉ガニの食べられる時がほぼ同じである。2)君子蘭もカニも高級な物は、高くて手が出ない。私の手に入る君子蘭と私が食べられる松葉ガニは、どちらも安物なのです。お後が宜しいようで・・・・。マイハウスの写真です。中は当然二重の内張りです。

温室


12月の山陰地方での君子蘭の管理

12月の山陰地方(日本海側)では、雪の心配が少し出てきます。(2005年は、雪が多く降った。)カラッと晴れた日は少なく、鈍より曇った日が多くなります。12月の日照時間は、11月に比べて約半分の70時間(月合計)程になります。そして、温度の上がらない日が多くなり月平均気温も3〜4℃(最低気温0.5℃〜最高温度7℃)になります。寒冷地ですので、基本的に室内か温室での管理になります。


1.置き場

理想的には夜間最低温度5℃以上、日中の最高温度20℃以下です。
昼夜の温度差が大きいと株が消耗します。日中の温度の上がりすぎには特に注意が必要です。

室内:
玄関で管理する場合、特にガラス面の近くは明け方冷え込みます。晴れた日中は逆に日差しが強すぎて葉焼けを起こす可能性が有ります。防寒と日よけをかねた薄いレースのカーテンなどの対策が必要です。
居間などの加温された部屋で管理する場合、君子蘭にエアコンなどの温風が直接当たらないように気をつけます。また日中日差しが入ると意外に気温が上がります。逆に夜間は暖房が切れて室温が下がります。出来るだけ寒暖の差が少なくなるような場所で管理します。レースのカーテン越しの光が当たるような場所では、葉が光を求めて暴れます。1週間に1回は鉢回しを行い、均等に光が当たるようにして、葉が暴れない様に管理します。

温室(無加温):
夜間や明け方の最低気温に注意し、凍結に細心の注意が必要です。クンシランは凍結すると回復しません。無加温温室での管理は、ビニール、不織布などの二重の内張り、または、断熱材をはるなどの工夫が必要です。

温室(加温):
クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。

2.水やり

基本的に葉が伸び続けている株は根も活動を続けています。鉢土の表面が乾いたら2、3日後の午前中にたっぷり水やりを行います。
鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。この時期の水切れは春の開花や新葉の成長に影響します!
気温が低い場所で管理していて、葉の成長が止まっている株は、基本的に根も活動を停止しています。このような株は1週間に1回ぐらい天気が良い日の午前中に鉢土の上半分が湿る程度の水やりを行います。

3.施肥

成長を続けている株には普段の2/3程度の置き肥を与えます。
休眠中の株には肥料は与えません。

4.病害虫

発生はほとんど見られません。

5.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は30〜40%遮光。

6.移植:株分け

基本的には、行いません。

7.種まき

基本的には、行いません。しかし、15℃以上の温度が確保できる場合は、種まきを行っても構いません。ただし、播種後最低温度が15℃を下回ると、発芽せずに種が腐敗します。


| 栽培ガイド・山陰編1 | 2006.12.15 Friday | comments(0) | - |









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