はじめに
夏といえば、山陰では白イカ・あご(飛魚)・岩ガキの旬の味覚があります。白イカは、茹でてよし、刺身でよし。あご(飛魚)は、
だんご(つみれ)汁でよし、すまし汁でよし、竹輪でよし、煮てよし、焼いてよし。しかし、何といっても、王様は、岩ガキです。ぷるん、ぷる〜んの身に乳(ミルク)がいっぱい詰って一度食べたら忘れられない味です。二度三度と食べたくなります。最後に知る人ぞ知る山陰の夏の味をお教えします。そうです。「モサエビ」です。
姿かたちは、グロテスクで、茶色い汚い色で、とても「甘えび」の比ではありません。しかし、食べると、それは、逆転します。甘くて、まったりとしてえもいわれぬ味です。焼いてよし、お造りよし。
山陰夏の味の歳時記でした。 山陰にイラッシャ〜イ!!

7月に続きレッドデータブックに載ってる植物の話。トウテイラン(洞庭藍)(ゴマノハグサ科)の自生地が私の家の近くに在ります。ご他聞にもれず、心無い人たちによって、自生地では絶滅に瀕しています。薄紫色の小さな可愛い花です。我家のトウテイランの写真です。これは栽培品です、念のため。
トウテイラン(洞庭藍)(ゴマノハグサ科)


これも、今年の暑さのせいでしょうか、我家の「ヘメロカリス」の写真をよくご覧ください。何かおかしくありませんか。普通に栽培している鉢植えのヘメロカリスです。特別のことは何もしておりません。花の散った後に二世が誕生してしまいました。
ヘメロカリス


「この3株の君子蘭はすべて中国君子蘭です。」といはれて「違います。」といえますか?どうでしょうか。3株とも大きさはほぼ同じです。巾11〜12cm・長さ約19cmです。どうでしょうか。

中国君子蘭?

タネを明かせば、左右が四国達磨で中央が短叶和尚です。このように、大きさでは、日本でもかなり進化しています。今、日本には君子蘭が中国をはじめとして、アメリカ、南アフリカ等と世界中から導入されています。そして、世界中の君子蘭の遺伝子が我々の手の届く範囲にあります。今後日本の君子蘭をどう進化させていくのか。材料はそろっています。これら食材を使って豪華な料理をつくるシェフ?・・料理人は貴方・貴女なのです。


8月の山陰地方での君子蘭の管理

8月の山陰地方(日本海側)では、本格的な真夏を迎えます。日差しも強くなります。8月の日照時間は、250時間となります。温度は7月より暑くなって、月平均気温は、26℃(最低気温22℃〜最高温度34℃)になります。この時期、大株の君子蘭は、休眠していて成長を止めているといわれていますが、株によっては成長しているものもあります。特にそんな株の肥料切れ、水切れには、十分に注意しましょう。また、中国君子蘭は高温を好む傾向があります。よく成長をしています。水やりは、日中の蒸れ防止と葉水をかねて夕方行うようにします。

1.置き場

屋外:
屋外での管理が可能です。寒冷紗で70〜80%の遮光が必要です。50%の寒冷紗を二重にしてもかまいません。また、明るい日陰の軒下でも可能です。

室内:
室内で管理する場合、晴れた日中は日差しが強すぎて葉焼けを起こす可能性が有ります。日よけをかねた薄いレースのカーテンなどの対策が必要です。日中、日差しが入ると意外に気温が上がります。時々換気をしましょう。エアコンなどで温度がコントロールできればベストです。レースのカーテン越しの光が当たるような場所では、葉が光を求めて暴れます。1週間に1回は鉢回しを行い、均等に光が当たるようにして、葉が暴れない様に管理します。

温室(無加温):
無加温温室での管理は、葉焼け防止のため、70〜80%遮光の寒冷紗などで、遮光します。50%の寒冷紗の二重張りでもかまいません。また、よく晴れた日には、ハウス内の気温もかなり上昇します、換気扇をまわすか、窓を開けて十分換気を行い、温度を下げる様にしましょう。

温室(加温):
クンシラン専用の加温温室での管理も、無加温の温室と同じ扱いになります。

2.水やり

鉢土の表面が乾いたら、夕方にたっぷり水やりを行います。(夕方の水やり:5月上旬〜10月上旬の水やりは、夕方の方が、昼の高温で蒸せないので良い。また、葉水もかねる。)鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意しましょう。新葉の伸びてきている株、交配を行って種子が大きくなっている株には、特に水切れの無い様に注意しましょう。

3.施肥

化成肥料または、油粕(骨粉入り)の置き肥を与えます。特に成長している株には、水やりの代わりに2週間に1回ほど薄い液肥をあたえます。油粕の置き肥はおよそ1ヶ月で肥料成分が無くなってしまいます。毎月新しい物に交換します。また、種子を付けている株には、特にリン酸を多く与えてください。(採取するまで)

4.病害虫

狭い所で密集させて多量に栽培したり、通気、換気の悪い場所で栽培したり、または、鉢を直接土の上での栽培をしない限り、発生はあまり見られません。気休めですが、ナメクジは、見つけ次第、ピンセット等でつかみ処分します。また、カイガラムシは、使い古しの歯ブラシで擦り取るようにします。健康な君子蘭を作り、快適な環境で栽培すれば、病害虫は、あまり発生しません。しかし、病害虫の予防が気になる場合、また病害虫が発生した場合は、「東北・北海道の管理」に詳しく載っているので、参考にしてください。

5.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。 野外、温室は70〜80%遮光。

6.株分け

基本的には、株分け、植え替えは、行いません。秋に行います。9月下旬〜10月下旬に行います。


| 栽培ガイド・山陰編2 | 2007.08.24 Friday | comments(0) | - |









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