はじめに
今年は、「地球温暖化」ということを身にしみて感じます。マスコミは、雪の降らなかった東京のことを報じていましたが、山陰地方でも、この冬は雪が降ったのは1度だけでした。それも翌日には解けて消えてしまいました。夏の水不足が心配です。さて、カニの話題も今回で終わりです。3月でカニは禁猟となります。松葉ガニの食べたい人は、今月中に山陰地方に来てください。身近に「地球温暖化」を感じる写真を1枚。ハウス横の南天の写真です。例年だと小鳥に食べられて見る影もありませんが、今年のこの素晴らしさはどうでしょうか。雪も無く野山に小鳥の餌が十分あると言う事です。

ハウス横の南天


2枚目の写真は、華照(英)の写真です。緑花です。確認には、5年かかります。現在の子株が開花するのに必要な時間です。花茎は、もう少し伸びています。普段から、よく君子蘭の観察をすれば、思わぬ発見があるというものです。「緑花の華照」とかけてなんととく。「クレオパトラ」ととく。 そのこころは。 「もう少しハナが高ければ・・・・・」
しかし、私には、高くなくても、美女に変わりありません。
現状でも十分、絶世の美女です。

緑花の華照


3月の山陰地方での君子蘭の管理

基本的には、2月の管理と略同じです。3月の山陰地方(日本海側)では、雪の心配がまだまだ続きます。そして突然に雪が降ったりします。油断は、禁物です。しかし、カラッと晴れた日もだんだん増えてきます。3月の日照時間は、2月に比べて約50時間も長く130時間(月合計)程になります。そして、温度も2月より暖かくなって、月平均気温は、7〜8℃ (最低気温3℃〜最高温度13℃)になります。しかし、寒冷地ですので、基本的に室内か温室での管理になります。無加温のハウスでも花芽を上げ、開花する君子蘭(ミ二アータ)もでてきます。


1.置き場

理想的には夜間最低温度5℃以上、日中の最高温度20℃以下です。
昼夜の温度差が大きいと株が消耗します。日中の温度の上がりすぎには特に注意が必要です。

室内:
玄関で管理する場合、特にガラス面の近くは明け方冷え込みます。晴れた日中は逆に日差しが強すぎて葉焼けを起こす可能性が有ります。防寒と日よけをかねた薄いレースのカーテンなどの対策が必要です。
居間などの加温された部屋で管理する場合、君子蘭にエアコンなどの温風が直接当たらないように気をつけます。また日中日差しが入ると意外に気温が上がります。逆に夜間は暖房が切れて室温が下がります。出来るだけ寒暖の差が少なくなるような場所で管理します。レースのカーテン越しの光が当たるような場所では、葉が光を求めて暴れます。1週間に1回は鉢回しを行い、均等に光が当たるようにして、葉が暴れない様に管理します。

温室(無加温):
夜間や明け方の最低気温に注意し、凍結に細心の注意が必要です。クンシランは凍結すると回復しません。無加温温室での管理は、ビニール、不織布などの二重の内張り、または、断熱材をはるなどの工夫が必要です。

温室(加温):
クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。

2.水やり

基本的に葉が伸び続けている株は根も活動を続けています。気温が低い場所で管理していても、全ての株は、成長をし始め、新葉を伸ばし始めます。鉢土の表面が乾いたら2、3日後の午前中にたっぷり水やりを行います。鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。特に花芽のあがり始めた株のこの時期の水切れは、春の開花に大きく影響します。また、開花し始めた株の水の管理には、特に水切れの無い様に注意しましょう。

3.施肥

化成肥料または、油粕の置き肥を与えます。水やりの代わりに2週間に1回ほど薄い液肥をあたえてもかまいません。開花した株や、花芽の上がった株には、燐酸系成分の多いい液肥を与えます。

4.病害虫

発生はほとんど見られません。

5.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は30〜40%遮光。

6.移植:株分け

基本的には、行いません。

7.種まき

3月下旬には、種まきを行います。しかし、霜対策のために、軒下、室内若しくは、温室(無加温でよい)に置くことが望ましい。


| 栽培ガイド・山陰編1 | 2007.03.11 Sunday | comments(0) | - |









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