1.11月の東北.北海道の管理

日本海側や北海道では初雪の便りが聞かれます(月間日照時間が40〜80時間)、日中も気温が上がらない日が多くなります。
太平洋側は、乾燥した日(月間日照時間80〜140時間)が続きます。
暖かい太平洋沿岸でも今月には霜が降ります。霜に当てないように室内か温室に取り込みましょう。
寒冷地ですので、基本的に室内か温室での管理になります。

2.置き場

理想的には夜間最低温度5℃以上、日中の最高温度20℃以下。
昼夜の温度差が大きいと株が消耗します。日中の温度の上がりすぎには特に注意が必要です。
春に花茎が伸びだして開花するためには寒さに十分あわせる必要があります。寒冷地での栽培の場合、夜間最低気温が10℃以上になり、高すぎる場合があります。暖房の入らない場所で、凍結しないように注意しながら10℃以下の積算日数が60日以上になるようにします。

室内(無加温):玄関や風除室で管理する場合、特にガラス面の近くは明け方冷え込みます。晴れた日中は逆に日差しが強すぎて葉焼けを起こす可能性が有ります。防寒と日よけをかねた不織布をはるなどの対策が有効です。

室内(加温):居間などの加温された部屋で管理する場合、日中日差しが入ると意外に気温が上がります。逆に夜間は暖房が切れて室温が下がります。出来るだけ寒暖の差が少なくなるような場所で管理しましょう。レースのカーテン越しの光が当たるような場所では、葉が光を求めて暴れます。1週間に1回は鉢回しを行い、均等に光が当たるように管理しましょう。

温室(無加温):夜間や明け方の最低気温に注意し、凍結に細心の注意が必要です。クンシランは凍結すると回復しませんので、無加温温室での管理は、断熱材をはるなどの工夫が必要です。

温室(加温):クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。
洋ラン等と一緒の管理の場合は日中の温度はクンシランにとっては暑すぎる場合が有ります。置き場所を工夫して出来るだけ日中は涼しくなる様に管理します。

3.みずやり

クンシランの冬場の管理で最も頭を悩ますところです。
基本的に葉が伸び続けている株は根も活動を続けています。鉢土の表面が乾いたら2、3日後の午前中にたっぷり水やりを行います。
鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。この時期の水切れは春の開花や新葉の成長に影響します!
気温が低い場所で管理していて、葉の成長が止まっている株は、基本的に根も活動を停止しています。このような株は1週間に1回ぐらい天気が良い日の午前中に鉢土の上半分が湿る程度の水やりを行います。

4.施肥

成長を続けている株には置き肥を与えます。
休眠中の株には肥料は与えません。

5.繁殖

行いません。

6.病害虫

発生はほとんど見られません。
予防として、トップジンMかマンネブダイセンMの1,000倍液を1回散布しておくと良い。
室内管理で農薬を使用したくない場合は、フジ除菌水(フジ園芸 TEL :086-424-4455)か、ナノアグア2520(銀ナノ粒子の水)(発売元:有限会社ラヴァストーリー E-mail:info@spadoux.jp TEL:076-238-4711 1000ml:9,800円)を50倍に希釈して散布すると良い。次亜塩素酸あナノ銀による殺菌なので、農薬のような耐性菌の出現の心配が少なく連用が可能!

7.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は30〜40%遮光。
ただし、葉焼けはUV(紫外線)が原因なので、UVカットフィルムを貼っている場合は、遮光率はもう少し低い方がクンシランの生育には良い。

8.移植

行いません。

9.種まき

15℃以上の温度が確保できる場合は、種まきを行っても構いません。ただし、播種後最低温度が15℃を下回ると、発芽せずに種が腐敗します。


| 栽培ガイド・東北編2 | 2007.11.07 Wednesday | comments(0) | - |
1.10月の東北.北海道の管理

秋雨も一段落し太平洋側は、秋晴れの日が多くなります(月間日照時間が100時間〜160時間)。明け方の最低気温が10度を下回る日が多くなり、月末には初霜の声が聞かれるようになります。
屋外で栽培している場合は室内に取り込むタイミングを誤らないように!
君子蘭は秋口の最低気温が10度以下の積算日数が60日程度ないと、春に花茎が伸びずに開花するいわゆる出開き咲きになります。霜に当てないように注意して十分寒さに当てることが大切です。
水やり、肥料やりをきちんと行い冬までにどれだけ元気に育てられるかで葉幅が決まってきます。

2.置き場

屋外:寒冷紗で40〜50%の遮光が必要です。新葉が成長を続けていますので、寒冷紗の隙間などから直射日光が当たらないか確認します。初霜が降りる季節を迎えます。夜晴天の場合明け方はぐっと冷え込みます。くれぐれも霜に当てないように注意が必要です。

室内(無加温):引き続き室内で管理する場合は日照不足や葉焼けに充分な注意が必要です。秋は日差しが思わぬところまで差し込みます。遮光用の不織布がずれていないか確認しましょう。

温室(無加温):まだまだ、秋晴れの日差しは意外に強いので日中の高温や日差しによる蒸れや葉焼けに注意が必要です。

温室(加温):クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。
洋ラン等と一緒の管理の場合は日中の温度はクンシランにとっては暑すぎる場合が有ります。置き場所を工夫して出来るだけ日中は涼しくなる様に管理します。

3.みずやり

鉢土の表面が乾いたら午前中にたっぷり水やりを行います。好天が続く場合は鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。
日中の気温が低下して用土の渇きが悪くなるようでしたら、間隔を空けぎみにします。

4.施肥

まだ成長を続けている株には薄い液肥(ハイポネックス粉末の2,000倍液:規定の濃度より薄いほうが安全です)を2週間に1回与えます。
また、霧吹き(噴霧器)によるハイポネックス(2,000倍)の葉面散布は株の成育に非常に効果的です。
油かす等の置き肥はおよそ1月で肥料成分が無くなってしまいます。毎月新しい物に交換します。室内に取り込む前に最後の置き肥になります。
肥料、水、光、温度が適していれば、クンシランの新葉は古い葉より幅が狭くなることはありません。新しい葉の葉幅が前の葉より狭くなった場合は、肥料、水、光、温度等のいずれかに問題があることを示しています。

5.病害虫

室内に取り込むと病害虫が発生する場合があります。
今月も予防として、トップジンMかマンネブダイセンMの1,000倍液を1回散布。カイガラムシの発生が見られることがあります。その場合は早めに防除しましょう。スプラサイド水和剤等を規定の濃度で散布するか、発生が少量の場合は、柔らかめの歯ブラシ等でこすり落として防除します。
軟腐病や、炭疽病等には、ナノシルバーコロイドが非常に有効です!君子蘭栽培ガイド4月の管理を参照願います!
室内に取り込む前に、ナノシルバーを2回程散布し、病原菌を死滅させておくと、室内に取り込んでからの病気の発生を予防できます。
葉裏や襟組、鉢底にも噴霧し病原菌を死滅させます。

ナノシルバー同等品の廉価版が発売された様です。
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ナノシルバー同等品販売先:
〒920-8261  石川県金沢市直江町ト93-1-303
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             TEL 076-238-4711 
             FAX 076-214-4722
             URL http://www.spadoux.jp
             E−Mail info@spadoux.jp

雨が続くとナメクジが活動します。駆除剤を定期的にまいて新芽を食害されないように管理しましょう。
意外なところでは、キリギリス等の秋の虫が葉をかじる場合があります。オルトラン粒剤等で防除しましょう。

6.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は40〜50%遮光。
ただし、葉焼けはUV(紫外線)が原因なので、UVカットフィルムを貼っている場合は、遮光率はもう少し低い方がクンシランの生育には良いです。

7.移植

9月に行わなかった株はできるだけ早めに行いましょう。子株が吹いたものは子株の葉が6枚以上になっていれば根も充分伸びています。移植時に割株して増やすことも可能です。子株の葉数が少ない場合は割らずにそのまま新しい用土に植え付けます。葉数が少ない子株を無理に割るより親株につけたままある程度大きくなるまで置いたほうが、その後の成育や親株の回復も早いです。

8.繁殖

温室や室内等で冬季の温度が確保(最低気温10度以上、できれば15度以上)できる方は、今月中に花茎ごと青切りし、逆さにつるして追熟させて今月末から11月に播種することが可能です。早めに播種すれば年内に1枚か2枚の葉が見られ、1年分成長を早めることが可能です。
温度が確保できない方は、種子を保存し来春気温が高くなってから播種した方が安全です。


| 栽培ガイド・東北編2 | 2007.10.10 Wednesday | comments(0) | - |
1.9月の東北.北海道の管理

暑かった夏も去り秋雨の季節を迎えます。(月間日照時間が100時間〜160時間)。太平洋側は、秋雨前線の影響で日射量が少なくなり、気温もクンシランの成育に適した温度なります。
夏場に成育を休んでいた株も成育を開始します。
水やり、肥料やりをきちんと行い冬までにどれだけ元気に育てられるかで葉幅が決まってきます。

2.置き場

屋外:屋外での管理が中心になります。寒冷紗で40〜50%の遮光が必要です。新葉が伸び出すので、寒冷紗の隙間などから直射日光が当たらないか確認します。

室内(無加温):引き続き室内で管理する場合は日照不足や葉焼けに充分な注意が必要です。秋は日差しが思わぬところまで差し込みます。遮光用の不織布がずれていないか確認しましょう。

温室(無加温):まだまだ、日中の高温や日差しによる蒸れや葉焼けに注意が必要です。

温室(加温):クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。
洋ラン等と一緒の管理の場合は日中の温度はクンシランにとっては暑すぎる場合が有ります。置き場所を工夫して出来るだけ日中は涼しくなる様に管理します。

3.みずやり

鉢土の表面が乾いたら夕方たっぷり水やりを行います。このとき、葉の表面温度が高いようでしたら、葉水をかけると元気になります。
好天が続く場合は鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。
日中の気温が低下して用土の渇きが悪くなるようでしたら、夕方の水やりから、午前中の水やりに替えます。

4.施肥

休眠していた株も、新葉の成長が再開します。薄い液肥(ハイポネックス粉末の2,000倍液:規定の濃度より薄いほうが安全です)を2週間に1回与えます。
また、霧吹き(噴霧器)によるハイポネックス(2,000倍)の葉面散布は株の成育に非常に効果的です。
油かす等の置き肥はおよそ1月で肥料成分が無くなってしまいます。毎月新しい物に交換します。休眠開けで栄養不足にならないように!
肥料、水、光、温度が適していれば、クンシランの新葉は古い葉より幅が狭くなることはありません。新しい葉の葉幅が前の葉より狭くなった場合は、肥料、水、光、温度等のいずれかに問題があることを示しています。

5.病害虫

気温が低下するとともに病気が出始めます。
今月も予防として、トップジンMかマンネブダイセンMの1,000倍液を1回散布。カイガラムシの発生が見られることがあります。その場合は早めに防除しましょう。スプラサイド水和剤等を規定の濃度で散布するか、発生が少量の場合は、柔らかめの歯ブラシ等でこすり落として防除します。
軟腐病や、炭疽病等には、ナノシルバーコロイドが非常に有効です!君子蘭栽培ガイド4月の管理を参照願います!
雨が続くとナメクジが活動します。駆除剤を定期的にまいて新芽を食害されないように管理しましょう。

6.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は40〜50%遮光。
ただし、葉焼けはUV(紫外線)が原因なので、UVカットフィルムを貼っている場合は、遮光率はもう少し低い方がクンシランの生育には良いです。

7.移植

適期を迎えます。子株が吹いたものは子株の葉が6枚以上になっていれば根も充分伸びています。移植時に割株して増やすことも可能です。子株の葉数が少ない場合は割らずにそのまま新しい用土に植え付けます。葉数が少ない子株を無理に割るより親株につけたままある程度大きくなるまで置いたほうが、その後の成育や親株の回復も早いです。


| 栽培ガイド・東北編2 | 2007.09.11 Tuesday | comments(0) | - |
1.8月の東北.北海道の管理

東北もようやく梅雨明けの季節を迎えます。(月間日照時間が180時間〜200時間以上)。太平洋側は、梅雨が明けると強い日差しが差す日があるかと思うと、ヤマセで低温の日も!日によって日照や気温が目まぐるしく変わります。日中の最高気温も30℃を越えるかと思うと20℃を下回ったり。
成株の場合、夏場は成育を休むことが多いですが、あまり暑くならない東北北部や北海道地域では、夏場も成育を続けることがあります。この場合、水切れや肥料不足にならないように管理しましょう。
また、気温が上昇する日は、蒸れに注意しましょう。

2.置き場

屋外:屋外での管理が中心になります。寒冷紗で40〜50%の遮光が必要です。慣れれば、直射日光でも耐えますが、いきなり室内から直射日光の当たるところに出すと、100%葉焼けします!

室内(無加温):引き続き室内で管理する場合は日照不足や葉焼けに充分な注意が必要です。冬の間に防寒のためにかけた不織布がずれていないか確認しましょう。

温室(無加温):日中の高温や日差しによる蒸れや葉焼けに注意が必要です。

温室(加温):クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。
洋ラン等と一緒の管理の場合は日中の温度はクンシランにとっては暑すぎる場合が有ります。置き場所を工夫して出来るだけ日中は涼しくなる様に管理します。

3.みずやり

鉢土の表面が乾いたら夕方たっぷり水やりを行います。このとき、葉の表面温度が高いようでしたら、葉水をかけると元気になります。
好天が続く場合は鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。

4.施肥

休眠に入った株には与えませんが、新葉の成長が続いている株には、薄い液肥(ハイポネックス粉末の2,000倍液:規定の濃度より薄いほうが安全です)を2週間に1回与えます。
また、霧吹き(噴霧器)によるハイポネックス(2,000倍)の葉面散布は株の成育に非常に効果的です。
油かす等の置き肥はおよそ1月で肥料成分が無くなってしまいます。毎月新しい物に交換します。秋の休眠開けに栄養不足にならないように、こちらは休眠中の株にも!
肥料、水、光、温度が適していれば、クンシランの新葉は古い葉より幅が狭くなることはありません。新しい葉の葉幅が前の葉より狭くなった場合は、肥料、水、光、温度等のいずれかに問題があることを示しています。

5.病害虫

気温の上昇とともに病気が出始めます。
今月も予防として、トップジンMかマンネブダイセンMの1,000倍液を1回散布。カイガラムシの発生が見られることがあります。その場合は早めに防除しましょう。スプラサイド水和剤等を規定の濃度で散布するか、発生が少量の場合は、柔らかめの歯ブラシ等でこすり落として防除します。
軟腐病や、炭疽病等には、ナノシルバーコロイドが非常に有効です!君子蘭栽培ガイド4月の管理を参照願います!

6.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は40〜50%遮光。
ただし、葉焼けはUV(紫外線)が原因なので、UVカットフィルムを貼っている場合は、遮光率はもう少し低い方がクンシランの生育には良い。

7.移植

行いません。



黄花君子蘭

写真は7月に開花した黄花クンシラン(古池イエロー:G2イエローです)。ビコ・イエロー(メリクロン)との交配でF1は赤軸。ジパングとの交配ではF1は青軸。ジパングとの交配では葉長が30センチ程度で開花する物(青軸ですから当然黄花)が多数出現しました。ただし、葉幅は4〜5センチと細目!
この株に限らず、こちらでは毎年6月から8月に開花する株が見受けられます。
毎年7月ごろ開花する物があるということは、冬場の低温を検知しているというよりは、春先までの水やりを控えていること(クンシランは乾季と思っている?)の方が開花に効いているような?


| 栽培ガイド・東北編2 | 2007.08.27 Monday | comments(0) | - |
1.7月の東北.北海道の管理

梅雨も本格化し雨の日が続きます。梅雨の晴れ間は日差しが強くなってきます。日中の最高気温も25℃を越える日が多くなります。病害虫が発生しやすい時期です。早めの防除を心がけましょう。
屋外での管理では、充分遮光し、葉焼けには特に注意しましょう!
また、気温が上昇する日は、蒸れに注意しましょう。葉の伸長の最盛期に水切れや肥料切れを起こすと成育に大きく影響します。夕方にたっぷり水やりを行いましょう。30℃を超えた日は夕方葉水をかけて葉の温度を下げてあげると元気に成長します。

2.置き場

屋外:屋外での管理が中心になります。寒冷紗で40〜50%の遮光が必要です。慣れれば、直射日光でも耐えますが、いきなり室内から直射日光の当たるところに出すと、100%葉焼けします!

室内(無加温):引き続き室内で管理する場合は日照不足や葉焼けに充分な注意が必要です。冬の間に防寒のためにかけた不織布がずれていないか確認しましょう。

温室(無加温):日中の高温や日差しによる蒸れや葉焼けに注意が必要です。

温室(加温):クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。
洋ラン等と一緒の管理の場合は日中の温度はクンシランにとっては暑すぎる場合が有ります。置き場所を工夫して出来るだけ日中は涼しくなる様に管理します。

3.みずやり

先月に続き新葉が本格的に成長します。鉢土の表面が乾いたら夕方たっぷり水やりを行います。
鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。

4.施肥

花芽の分化時期です。リン酸を含んだ肥料を与えてください。
室内で臭いが気になる場合は、新葉の成長が続いている株には、薄い液肥(ハイポネックス粉末の2,000倍液:規定の濃度より薄いほうが安全です)を2週間に1回与えます。
また、霧吹き(噴霧器)によるハイポネックス(2,000倍)の葉面散布は株の成育に非常に効果的です。
生育期に2〜3回、誠和で販売しているペンタキープVを葉面散布すると、葉の艶がよくなり、厚みのある葉になります。
http://www.seiwa-ltd.jp/products/hiryou/penta_world.html
油かす等の置き肥はおよそ1月で肥料成分が無くなってしまいます。毎月新しい物に交換します。
肥料、水、光、温度が適していれば、クンシランの新葉は古い葉より幅が狭くなることはありません。新しい葉の葉幅が前の葉より狭くなった場合は、肥料、水、光、温度等のいずれかに問題があることを示しています。

5.病害虫

気温の上昇とともにそろそろ病気が出始めます。
今月も予防として、トップジンMかマンネブダイセンMの1,000倍液を1回散布。カイガラムシの発生が見られることがあります。その場合は早めに防除しましょう。スプラサイド水和剤、アクテリック乳剤等を規定の濃度で散布するか、発生が少量の場合は、柔らかめの歯ブラシ等でこすり落として防除します。
梅雨空が続くとナメクジの活動が活発化します。大切な葉を食べられないようにナメトール等のナメクジ誘引剤で駆除しましょう。

6.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は40〜50%遮光。
ただし、葉焼けはUV(紫外線)が原因なので、UVカットフィルムを貼っている場合は、遮光率はもう少し低い方がクンシランの生育には良い。

7.移植

移植や株分けを行うと暑さで株が消耗します。春に移植や株分けのタイミングを逃した株は、秋の適期の植え替え、株分けが良いでしょう。



元宝錦

写真は6月入荷の中国クンシラン、元宝錦です。葉幅13センチ、葉長28センチ。来春には花が来るでしょうから、今から交配相手を思案しているところです。

昨年11月入荷の緑葉日本蘭が葉幅12センチ、葉長19センチ。
このサイズでの斑を目指します!


| 栽培ガイド・東北編2 | 2007.07.09 Monday | comments(0) | - |
レブンアツモリソウ

6月の声を聞くと、ようやく北国の山々も新緑から濃い緑にかわります。写真は北海道・礼文島特産のレブンアツモリソウです。近年は人工増殖株が出回るようになりました。家の庭でも毎年この季節に黄色い花を見せてくれます。夏の暑さは苦手ですが、アツモリソウの中では比較的栽培しやすい種類です。

1.6月の東北.北海道の管理

日に日に日差しが強くなってきます。(月間日照時間が180時間〜200時間以上)。日中の最高気温も20℃を越える日が多くなります。
ほとんどの場合、屋外での管理になります。室内から屋外に出す際は、充分遮光し、1週間程度日差しに慣れるまで葉焼けには特に注意しましょう!
クンシランの花芽の分化時期を迎えます。水切れや肥料不足にならないように管理しましょう。
また、気温が上昇する日は、蒸れに注意しましょう。葉の伸長の最盛期に水切れや肥料切れを起こすと成育に大きく影響します。暖かい日の日中にたっぷり水やりを行いましょう。

2.置き場

屋外:屋外での管理が中心になります。寒冷紗で40〜50%の遮光が必要です。慣れれば、直射日光でも耐えますが、いきなり室内から直射日光の当たるところに出すと、100%葉焼けします!

室内(無加温):引き続き室内で管理する場合は日照不足や葉焼けに充分な注意が必要です。冬の間に防寒のためにかけた不織布がずれていないか確認しましょう。

温室(無加温):日中の高温や日差しによる蒸れや葉焼けに注意が必要です。

温室(加温):クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。
洋ラン等と一緒の管理の場合は日中の温度はクンシランにとっては暑すぎる場合が有ります。置き場所を工夫して出来るだけ日中は涼しくなる様に管理します。

3.みずやり

先月に続き新葉が本格的に成長します。鉢土の表面が乾いたら午前中にたっぷり水やりを行います。
鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。

4.施肥

花芽の分化時期です。リン酸を含んだ肥料を与えてください。
室内で臭いが気になる場合は、新葉の成長が続いている株には、薄い液肥(ハイポネックス粉末の2,000倍液:規定の濃度より薄いほうが安全です)を2週間に1回与えます。
また、霧吹き(噴霧器)によるハイポネックス(2,000倍)の葉面散布は株の成育に非常に効果的です。
生育期に2〜3回、誠和で販売しているペンタキープVを葉面散布すると、葉の艶がよくなり、厚みのある葉になります。
http://www.seiwa-ltd.jp/products/hiryou/penta_world.html
油かす等の置き肥はおよそ1月で肥料成分が無くなってしまいます。毎月新しい物に交換します。
肥料、水、光、温度が適していれば、クンシランの新葉は古い葉より幅が狭くなることはありません。新しい葉の葉幅が前の葉より狭くなった場合は、肥料、水、光、温度等のいずれかに問題があることを示しています。

5.病害虫

気温の上昇とともにそろそろ病気が出始めます。
今月も予防として、トップジンMかマンネブダイセンMの1,000倍液を1回散布。カイガラムシの発生が見られることがあります。その場合は早めに防除しましょう。スプラサイド水和剤等を規定の濃度で散布するか、発生が少量の場合は、柔らかめの歯ブラシ等でこすり落として防除します。

6.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は40〜50%遮光。
ただし、葉焼けはUV(紫外線)が原因なので、UVカットフィルムを貼っている場合は、遮光率はもう少し低い方がクンシランの生育には良い。

7.移植

植え替え、株分けを行う場合は早めに。子株は葉が6枚以上ついていれば、根も3本以上ついています。葉が6枚以上になった子株は植え替えの際に、切り離して栽培が可能になります。
春の成育開始が遅れた株は、花芽の分化時期(6〜7月)までに、株分けによる消耗から回復できない場合があります。このような株は、秋の適期の植え替え、株分けが良いでしょう。


| 栽培ガイド・東北編2 | 2007.06.12 Tuesday | comments(0) | - |
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