1.5月の東北.北海道の管理

桜の季節も過ぎ、日一日と、日差しが強くなってきます。(月間日照時間が180時間〜200時間以上)。日中の最高気温も20℃を越える日も観測されます。
引き続き基本的に室内か温室での管理になりますが、夜間最低気温が10℃を下回らなくなったら、屋外で管理が可能になります。室内から屋外に出す際は、充分遮光し、1週間程度日差しに慣れるまで葉焼けには特に注意しましょう!
また、気温が上昇する日は、蒸れに注意しましょう。葉の伸長の最盛期に水切れや肥料切れを起こすと成育に大きく影響します。暖かい日の日中にたっぷり水やりを行いましょう。

2.置き場

屋外:月末ぐらいからは屋外での管理が可能になります。寒冷紗で40〜50%の遮光が必要です。慣れれば、直射日光でも耐えますが、いきなり室内から直射日光の当たるところに出すと、100%葉焼けします!

室内(無加温):引き続き室内で管理する場合は日照不足や葉焼けに充分な注意が必要です。冬の間に防寒のためにかけた不織布がずれていないか確認しましょう。

温室(無加温):日中の高温や日差しによる蒸れや葉焼けに注意が必要です。

温室(加温):クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。
洋ラン等と一緒の管理の場合は日中の温度はクンシランにとっては暑すぎる場合が有ります。置き場所を工夫して出来るだけ日中は涼しくなる様に管理します。

3.みずやり

先月に続き新葉が本格的に成長します。鉢土の表面が乾いたら午前中にたっぷり水やりを行います。
鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。

4.施肥

成長を続けている株には置き肥を与えます。
室内で臭いが気になる場合は、新葉の成長が続いている株には、薄い液肥(ハイポネックス粉末の2,000倍液:規定の濃度より薄いほうが安全です)を2週間に1回与えます。
また、霧吹き(噴霧器)によるハイポネックス(2,000倍)の葉面散布は株の成育に非常に効果的です。
油かす等の置き肥はおよそ1月で肥料成分が無くなってしまいます。毎月新しい物に交換します。
肥料、水、光、温度が適していれば、クンシランの新葉は古い葉より幅が狭くなることはありません。新しい葉の葉幅が前の葉より狭くなった場合は、肥料、水、光、温度等のいずれかに問題があることを示しています。

5.繁殖

種まきの適期です。発芽中に水切れすると、せっかくの種子が台無しになります。乾燥には十分注意しましょう。

6.病害虫

気温の上昇とともにそろそろ病気が出始めます。
今月も予防として、トップジンMかマンネブダイセンMの1,000倍液を1回散布。
室内管理で農薬を使用したくない場合は、フジ除菌水(フジ園芸 TEL :086-424-4455)を散布すると良い。次亜塩素酸による殺菌なので、農薬のような耐性菌の出現の心配が少なく連用が可能!
室内や温室で管理しているとカイガラムシの発生が見られることがあります。その場合は早めに防除しましょう。スプラサイド水和剤等を規定の濃度で散布するか、発生が少量の場合は、柔らかめの歯ブラシ等でこすり落として防除します。

7.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は40〜50%遮光。
ただし、葉焼けはUV(紫外線)が原因なので、UVカットフィルムを貼っている場合は、遮光率はもう少し低い方がクンシランの生育には良い。

8.移植

植え替え、株分けの適期です。子株は葉が6枚以上ついていれば、根も3本以上ついています。葉が6枚以上になった子株は植え替えの際に、切り離して栽培が可能になります。
春の成育開始が遅れた株は、花芽の分化時期(6〜7月)までに、株分けによる消耗から回復できない場合があります。このような株は、秋の適期の植え替え、株分けが良いでしょう。


| 栽培ガイド・東北編1 | 2007.05.06 Sunday | comments(0) | - |
クンシラン根腐れ病(白絹病:Corticium菌、立枯病:Pythium菌)等 防除法


陽華園(山形)さんからの情報ですので、季節は山形が基準になっています


白絹病:(Corticium菌、立枯病:Pythium菌)

予防法:
8月に入り33度以上の高温多湿になると発生するので、7月下旬高温になったらダコニール水和剤500〜1,000倍+オーソサイド水和剤800倍を灌水かわりに夕方1、2回、株及び鉢土全体にじょうろでかける(株本体には噴霧器でもよいが、土壌殺菌には噴霧器では不十分)

治療法:
発生を見つけ次第罹患株もとへリゾレックス水和剤500倍を灌注するか、他の切り札剤を充分量灌注する(棚で栽培の場合、棚や棚下の土壌も汚染されているので、棚や棚下の土壌にも充分灌注する)
これまでのように株を抜いて洗浄し植え直す必要はない
2、3ヶ月で株元がしっかりし(新根が伸び出す)ぐらつきも無くなる

農薬:
Corticium菌(白絹病)、Rhizoctonia菌(水稲紋枯病)用切り札剤

リゾレックス(有機リン剤)
バリダシン(抗生物質)
バシタック(さび病用薬剤)
モンカット(浸透性殺菌剤):粒剤も有
モンセレン(強力な予防殺菌剤)

その他、Rhizoctonia菌(水稲紋枯病に効く薬剤はすべて白絹病に卓効がある

使用上の注意点:
切り札剤は年1、2回しか使用しないこと(連用すると耐性菌が出現し効かなくなる)
オーソサイド、ダコニールは耐性菌が出ないので予防薬として連用可、ただしPythium菌立枯病には強力に効くが、白絹病には予防のみで治療効果は全く無い
白絹病は罹患直後の散布が効果的!下葉が枯れ始め1度に2、3枚抜たり、株元がぐらつき出したら一刻も早く切り札剤を灌注すること
灌注が遅れて株が溶けてしまえば切り札剤でも治療はできません!
ダコニールは皮膚に付くとかぶれるのでゴム手袋使用のこと!
他の薬剤も使用時にはマスク着用のこと!
農薬はいずれも農協へ申し込めば購入可能です!


炭そ病

葉の罹患部を切り取り、傷口にトップジンペーストを塗布する
移動(輸入)した株は特に葉が傷つき罹患しやすいので、予防をかねて傷に塗布しておくと良い


ここまでが、陽華園さんからの情報をまとめたものです。


ここから下は、私が使用して効果があった薬剤等です。


植物用除菌水(次亜塩素水) 10L:4,725円

発売元:フジ園芸
次亜塩素酸ナトリウムを使用した殺菌剤はアルカリ性が強いため殺菌効果を上げようと濃度を高くすると植物本体に影響がでるが、これは次亜塩素水であるため、弱酸性であり、効果は次亜塩素酸中の塩素が直接作用して殺菌効果を現すために、植物に直接散布しても影響はみられず、耐性菌も出現しない

農業園芸用銀イオン水1L:8,400円

発売元:日本イオン株式会社
銀はあらゆる病原菌に対して殺菌作用を持つため有効です。また、抗菌作用が薬剤などのように菌の代謝系に作用して殺菌するものではないためこちらも耐性菌は出現しません。本来は銀粒子(ナノ銀)が有効なのですがまだ販売されていないためこちらを使用しております。効果は一緒ですがイオンであるため持続性が有りません(かけたときのみ効果が有る)

ナノシルバーコロイド

取り扱い先:Nanopoly社日本事務所
銀をナノサイズにしコロイド状に溶液に分散させたもので、使用時に希釈して散布する。
上記銀イオン水より効果および持続性があり、より有効。
上記取り扱い先でサンプル出荷しています。

ペンタキープV (5-アミノレブリン酸を配合した液状窒素肥料)1Kg:14,490円 125g:2,625円

発売元:株式会社誠和
葉緑体の前駆体を配合した液肥。元気がなくなった植物(葉色が薄くなったもの)に与えると非常に効果があります。エビネ、クンシランでは葉色が濃くなり、厚みがましました。
ただし、使用濃度、頻度を守ってください。濃いものを使用したり、使用頻度が高すぎると生理障害を起こして生育に副作用が出ます!!

ペレポストSUGOI−ne 15kg:1,800円(業者用価格ですとかなり安くなります!なにせ、開発のコンセプトが世界一安いコンポストの開発だそうですから!!)

製造販売:最上オーキッドガーデン:TEL : 0237-86-3223
地生ラン用に開発されたコンポストですが、クンシランを植えても調子が良いです!
植え付け初期の材木腐朽菌の増殖時期の管理と、その後の水切り(一度乾かさないと根腐れが起きます)を守れば後は少々水をやりすぎても、水やりを忘れても大丈夫です。
何より、コンポスト中に材木腐朽菌が繁殖しているために、他の病原菌が発生しません(4月に植え替えたものは、今シーズン結局薬剤は全く散布無しでした)。


| 栽培ガイド・東北編1 | 2007.04.15 Sunday | comments(0) | - |
1.3月の東北.北海道の管理

暦の上では春ですがまだまだ寒い日が続きます。しかし、日差しは確実に暖かさを運んできています。(月間日照時間が120時間)。日中の最高気温が10℃近くなる日も観測されます。
太平洋側は、今月も乾燥した日(月間日照時間160時間程度)が続きます。
引き続き基本的に室内か温室での管理になります。
気温が上昇する日は、蒸れに注意しましょう。日照時間の伸びるにつれてほとんどの株に花芽が上がり始めます。花芽の伸長時期に水切れを起こすと成育に大きく影響します。暖かい日の日中にたっぷり水やりを行いましょう。

2.置き場

理想的には夜間最低温度5℃以上、日中の最高温度20℃以下。
昼夜の温度差が大きいと株が消耗します。この時期は特に日中の温度の上がりすぎに注意が必要です。

室内(無加温):玄関や風除室で管理する場合、特にガラス面の近くは明け方冷え込みます。春先の晴れた日の日光は意外に強烈です。葉焼けには充分な注意が必要です。場合によっては防寒と日よけをかねた不織布をもう一枚はるなどの対策が有効です。

室内(加温):居間などの加温された部屋で管理する場合、日中日差しが入ると意外に気温が上がります。逆に夜間は暖房が切れて室温が下がります。出来るだけ寒暖の差が少なくなるような場所で管理しましょう。レースのカーテン越しの光が当たるような場所では、葉が光を求めて暴れます。1週間に1回は鉢回しを行い、均等に光が当たるように管理しましょう。

温室(無加温):夜間や明け方の最低気温に注意し、凍結に細心の注意が必要です。クンシランは凍結すると回復しませんので、無加温温室での管理は、断熱材をはるなどの工夫が必要です。

温室(加温):クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。
洋ラン等と一緒の管理の場合は日中の温度はクンシランにとっては暑すぎる場合が有ります。置き場所を工夫して出来るだけ日中は涼しくなる様に管理します。

3.みずやり

葉や花芽の活動に伴い水を欲しがります。鉢土の表面が乾いたら午前中にたっぷり水やりを行います。
鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。
気温が低い場所で管理していて、まだ葉の成長が止まっている株は、基本的に根も活動を停止しています。このような株は1週間に1回ぐらい天気が良い日の午前中に鉢土の上半分が湿る程度の水やりを行います。

4.施肥

成長を続けている株には置き肥を与えます。
新葉の成長が続いている株は、薄い液肥(ハイポネックス粉末の2,000倍液:規定の濃度より薄いほうが安全です)を2週間に1回与えると良い。
花芽が上がってきた株はリン酸分の多い液肥を与えると発色が良くなります。
休眠中の株には肥料は与えません。

5.繁殖

行いません。

6.病害虫

発生はほとんど見られません。
今月も予防として、トップジンMかマンネブダイセンMの1,000倍液を1回散布しておくと良い。
室内管理で農薬を使用したくない場合は、フジ除菌水(フジ園芸 TEL :086-424-4455)を散布すると良い。次亜塩素酸による殺菌なので、農薬のような耐性菌の出現の心配が少なく連用が可能!
室内や温室で管理しているとカイガラムシの発生が見られることがあります。その場合は早めに防除しましょう。スプラサイド水和剤等を規定の濃度で散布するか、発生が少量の場合は、柔らかめの歯ブラシ等でこすり落として防除します。

7.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は30〜40%遮光。
ただし、葉焼けはUV(紫外線)が原因なので、UVカットフィルムを貼っている場合は、遮光率はもう少し低い方がクンシランの生育には良い。

8.移植

行いません。

9.種まき

秋に採取した種子を蒔くことが可能です。ただし、夜間温度が確保できない場合は4月になってから蒔くほうが安全です。
12月に種を蒔いたものはそろそろ本葉が展開し、斑入りのものは斑が確認できるようになります。乾燥と低温に注意が必要です。また、日中と夜間の温度差が大きいとせっかく発芽したものが腐敗してしまう場合があります。温度管理には充分注意しましょう。


| 栽培ガイド・東北編1 | 2007.03.11 Sunday | comments(0) | - |
1.2月の東北.北海道の管理

日本海側や北海道では一年で一番厳しい雪の季節になります(月間日照時間が80時間以下)。今月も日中の気温が上がらず寒さが厳しい日が続きます。
太平洋側は、今月も乾燥した日(月間日照時間80〜140時間)が続きます。
今月も先月に引き続き基本的に室内か温室での管理になります。
気温は上がらない日が続きますが、日照時間が伸び始めると、クンシランは活動を開始します。中には花芽が上がり始める株も出てきます。こまめに観察しそれぞれに適した管理を行いましょう。

2.置き場

理想的には夜間最低温度5℃以上、日中の最高温度20℃以下。
昼夜の温度差が大きいと株が消耗します。日中の温度の上がりすぎには特に注意が必要です。

室内(無加温):玄関や風除室で管理する場合、特にガラス面の近くは明け方冷え込みます。晴れた日中は逆に日差しが強すぎて葉焼けを起こす可能性が有ります。防寒と日よけをかねた不織布をはるなどの対策が有効です。

室内(加温):居間などの加温された部屋で管理する場合、日中日差しが入ると意外に気温が上がります。逆に夜間は暖房が切れて室温が下がります。出来るだけ寒暖の差が少なくなるような場所で管理しましょう。レースのカーテン越しの光が当たるような場所では、葉が光を求めて暴れます。1週間に1回は鉢回しを行い、均等に光が当たるように管理しましょう。

温室(無加温):夜間や明け方の最低気温に注意し、凍結に細心の注意が必要です。クンシランは凍結すると回復しませんので、無加温温室での管理は、断熱材をはるなどの工夫が必要です。

温室(加温):クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。
洋ラン等と一緒の管理の場合は日中の温度はクンシランにとっては暑すぎる場合が有ります。置き場所を工夫して出来るだけ日中は涼しくなる様に管理します。

3.みずやり

クンシランの冬場の管理で最も頭を悩ますところです。
基本的に葉が伸び続けている株は根も活動を続けています。鉢土の表面が乾いたら2、3日後の午前中にたっぷり水やりを行います。
鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。この時期の水切れは春の開花や新葉の成長に影響します!
気温が低い場所で管理していて、葉の成長が止まっている株は、基本的に根も活動を停止しています。このような株は1週間に1回ぐらい天気が良い日の午前中に鉢土の上半分が湿る程度の水やりを行います。
花芽が上がってきた株は水切れを起こすと花芽の成長に影響します。暖かい日の日中にたっぷり水やりを行います。

4.施肥

成長を続けている株には置き肥を与えます。
新葉の成長が続いている株は、薄い液肥(ハイポネックス粉末の2,000倍液:規定の濃度より薄いほうが安全です)を2週間に1回与えると良い。
花芽が上がってきた株はリン酸分の多い液肥を与えると発色が良くなります。
休眠中の株には肥料は与えません。

5.繁殖

行いません。

6.病害虫

発生はほとんど見られません。
今月も予防として、トップジンMかマンネブダイセンMの1,000倍液を1回散布しておくと良い。
室内管理で農薬を使用したくない場合は、フジ除菌水(フジ園芸 TEL :086-424-4455)を散布すると良い。次亜塩素酸による殺菌なので、農薬のような耐性菌の出現の心配が少なく連用が可能!
室内や温室で管理しているとカイガラムシの発生が見られることがあります。その場合は早めに防除しましょう。スプラサイド水和剤等を規定の濃度で散布するか、発生が少量の場合は、柔らかめの歯ブラシ等でこすり落として防除します。

7.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は30〜40%遮光。
ただし、葉焼けはUV(紫外線)が原因なので、UVカットフィルムを貼っている場合は、遮光率はもう少し低い方がクンシランの生育には良い。

8.移植

行いません。

9.種まき

行いません。
12月に種を蒔いたものはそろそろ本葉が展開します。乾燥と低温に注意が必要です。また、日中と夜間の温度差が大きいとせっかく発芽したものが腐敗してしまう場合があります。温度管理には充分注意しましょう。


室内管理

「写真説明」
寒冷地のため室内で管理しています。毎年10月末から5月末まで2階の南側の一部屋をクンシラン様達が占領しています!
秋に種を蒔いた実生苗や中国君子蘭は棚の後ろにある室内温室内で管理しています。
室温は暖房なしで日中10〜15度、夜間最低気温5〜8度といったところです。
室内温室内は日中20〜30度(天気が良いとやや高めになります)、夜間最低温度8〜10度。
暖房なしの部屋の中でもクンシランはもう新葉を伸ばし始めています。週に1〜2回の水やり。月2回の液肥。


| 栽培ガイド・東北編1 | 2007.02.04 Sunday | comments(0) | - |
1.1月の東北.北海道の管理

日本海側や北海道では本格的な雪の季節になります(月間日照時間が60時間以下)、日中も気温が上がらない日が多くなります。
太平洋側は、今月も乾燥した日(月間日照時間60〜140時間)が続きます。
今月も先月に引き続き基本的に室内か温室での管理になります。

2.置き場

理想的には夜間最低温度5℃以上、日中の最高温度20℃以下。
昼夜の温度差が大きいと株が消耗します。日中の温度の上がりすぎには特に注意が必要です。

室内(無加温):玄関や風除室で管理する場合、特にガラス面の近くは明け方冷え込みます。晴れた日中は逆に日差しが強すぎて葉焼けを起こす可能性が有ります。防寒と日よけをかねた不織布をはるなどの対策が有効です。

室内(加温):居間などの加温された部屋で管理する場合、日中日差しが入ると意外に気温が上がります。逆に夜間は暖房が切れて室温が下がります。出来るだけ寒暖の差が少なくなるような場所で管理しましょう。レースのカーテン越しの光が当たるような場所では、葉が光を求めて暴れます。1週間に1回は鉢回しを行い、均等に光が当たるように管理しましょう。

温室(無加温):夜間や明け方の最低気温に注意し、凍結に細心の注意が必要です。クンシランは凍結すると回復しませんので、無加温温室での管理は、断熱材をはるなどの工夫が必要です。

温室(加温):クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。
洋ラン等と一緒の管理の場合は日中の温度はクンシランにとっては暑すぎる場合が有ります。置き場所を工夫して出来るだけ日中は涼しくなる様に管理します。

3.みずやり

クンシランの冬場の管理で最も頭を悩ますところです。
基本的に葉が伸び続けている株は根も活動を続けています。鉢土の表面が乾いたら2、3日後の午前中にたっぷり水やりを行います。
鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。この時期の水切れは春の開花や新葉の成長に影響します!
気温が低い場所で管理していて、葉の成長が止まっている株は、基本的に根も活動を停止しています。このような株は1週間に1回ぐらい天気が良い日の午前中に鉢土の上半分が湿る程度の水やりを行います。

4.施肥

成長を続けている株には置き肥を与えます。
新葉の成長が続いている株は、薄い液肥(ハイポネックス粉末の2,000倍液:規定の濃度より薄いほうが安全です)を2週間に1回与えると良い。
休眠中の株には肥料は与えません。

5.繁殖

行いません。

6.病害虫

発生はほとんど見られません。
今月も予防として、トップジンMかマンネブダイセンMの1,000倍液を1回散布しておくと良い。
室内管理で農薬を使用したくない場合は、フジ除菌水(フジ園芸 TEL :086-424-4455)を散布すると良い。次亜塩素酸による殺菌なので、農薬のような耐性菌の出現の心配が少なく連用が可能!

7.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は30〜40%遮光。
ただし、葉焼けはUV(紫外線)が原因なので、UVカットフィルムを貼っている場合は、遮光率はもう少し低い方がクンシランの生育には良い。

8.移植

行いません。

9.種まき

行いません。
先月種を蒔いたものはそろそろ発芽します。乾燥と低温に注意が必要です。また、日中と夜間の温度差が大きいとせっかく発芽したものが腐敗してしまう場合があります。温度管理には充分注意しましょう。
| 栽培ガイド・東北編1 | 2007.01.13 Saturday | comments(0) | - |
1.12月の東北.北海道の管理

日本海側や北海道では雪の日が多くなり(月間日照時間が60時間以下)、日中も気温が上がらない日が多くなります。
太平洋側は、乾燥した日(月間日照時間60〜140時間)が続きます。
寒冷地ですので、基本的に室内か温室での管理になります。

2.置き場

理想的には夜間最低温度5℃以上、日中の最高温度20℃以下。
昼夜の温度差が大きいと株が消耗します。日中の温度の上がりすぎには特に注意が必要です。

室内(無加温):玄関や風除室で管理する場合、特にガラス面の近くは明け方冷え込みます。晴れた日中は逆に日差しが強すぎて葉焼けを起こす可能性が有ります。防寒と日よけをかねた不織布をはるなどの対策が有効です。

室内(加温):居間などの加温された部屋で管理する場合、日中日差しが入ると意外に気温が上がります。逆に夜間は暖房が切れて室温が下がります。出来るだけ寒暖の差が少なくなるような場所で管理しましょう。レースのカーテン越しの光が当たるような場所では、葉が光を求めて暴れます。1週間に1回は鉢回しを行い、均等に光が当たるように管理しましょう。

温室(無加温):夜間や明け方の最低気温に注意し、凍結に細心の注意が必要です。クンシランは凍結すると回復しませんので、無加温温室での管理は、断熱材をはるなどの工夫が必要です。

温室(加温):クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。
洋ラン等と一緒の管理の場合は日中の温度はクンシランにとっては暑すぎる場合が有ります。置き場所を工夫して出来るだけ日中は涼しくなる様に管理します。

3.みずやり

クンシランの冬場の管理で最も頭を悩ますところです。
基本的に葉が伸び続けている株は根も活動を続けています。鉢土の表面が乾いたら2、3日後の午前中にたっぷり水やりを行います。
鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。この時期の水切れは春の開花や新葉の成長に影響します!
気温が低い場所で管理していて、葉の成長が止まっている株は、基本的に根も活動を停止しています。このような株は1週間に1回ぐらい天気が良い日の午前中に鉢土の上半分が湿る程度の水やりを行います。

4.施肥

成長を続けている株には置き肥を与えます。
休眠中の株には肥料は与えません。

5.繁殖

行いません。

6.病害虫

発生はほとんど見られません。
予防として、トップジンMかマンネブダイセンMの1,000倍液を1回散布しておくと良い。
室内管理で農薬を使用したくない場合は、フジ除菌水(フジ園芸 TEL :086-424-4455)を散布すると良い。次亜塩素酸による殺菌なので、農薬のような耐性菌の出現の心配が少なく連用が可能!

7.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は30〜40%遮光。
ただし、葉焼けはUV(紫外線)が原因なので、UVカットフィルムを貼っている場合は、遮光率はもう少し低い方がクンシランの生育には良い。

8.移植

行いません。

9.種まき

15℃以上の温度が確保できる場合は、種まきを行っても構いません。ただし、播種後最低温度が15℃を下回ると、発芽せずに種が腐敗します。

| 栽培ガイド・東北編1 | 2006.12.14 Thursday | comments(0) | - |
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