1.12月の東北.北海道の管理

日本海側や北海道では雪の日が多くなり(月間日照時間が60時間以下)、日中も気温が上がらない日が多くなります。
太平洋側は、乾燥した日(月間日照時間60〜140時間)が続きます。
寒冷地ですので、基本的に室内か温室での管理になります。

2.置き場

理想的には夜間最低温度5℃以上、日中の最高温度20℃以下。
昼夜の温度差が大きいと株が消耗します。日中の温度の上がりすぎには特に注意が必要です。

室内(無加温):玄関や風除室で管理する場合、特にガラス面の近くは明け方冷え込みます。晴れた日中は逆に日差しが強すぎて葉焼けを起こす可能性が有ります。防寒と日よけをかねた不織布をはるなどの対策が有効です。

室内(加温):居間などの加温された部屋で管理する場合、日中日差しが入ると意外に気温が上がります。逆に夜間は暖房が切れて室温が下がります。出来るだけ寒暖の差が少なくなるような場所で管理しましょう。レースのカーテン越しの光が当たるような場所では、葉が光を求めて暴れます。1週間に1回は鉢回しを行い、均等に光が当たるように管理しましょう。

温室(無加温):夜間や明け方の最低気温に注意し、凍結に細心の注意が必要です。クンシランは凍結すると回復しませんので、無加温温室での管理は、断熱材をはるなどの工夫が必要です。

温室(加温):クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。
洋ラン等と一緒の管理の場合は日中の温度はクンシランにとっては暑すぎる場合が有ります。置き場所を工夫して出来るだけ日中は涼しくなる様に管理します。

3.みずやり

クンシランの冬場の管理で最も頭を悩ますところです。
基本的に葉が伸び続けている株は根も活動を続けています。鉢土の表面が乾いたら2、3日後の午前中にたっぷり水やりを行います。
鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。この時期の水切れは春の開花や新葉の成長に影響します!
気温が低い場所で管理していて、葉の成長が止まっている株は、基本的に根も活動を停止しています。このような株は1週間に1回ぐらい天気が良い日の午前中に鉢土の上半分が湿る程度の水やりを行います。

4.施肥

成長を続けている株には置き肥を与えます。
休眠中の株には肥料は与えません。

5.繁殖

行いません。

6.病害虫

発生はほとんど見られません。
予防として、トップジンMかマンネブダイセンMの1,000倍液を1回散布しておくと良い。
室内管理で農薬を使用したくない場合は、フジ除菌水(フジ園芸 TEL :086-424-4455)を散布すると良い。次亜塩素酸による殺菌なので、農薬のような耐性菌の出現の心配が少なく連用が可能!

7.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は30〜40%遮光。
ただし、葉焼けはUV(紫外線)が原因なので、UVカットフィルムを貼っている場合は、遮光率はもう少し低い方がクンシランの生育には良い。

8.移植

行いません。

9.種まき

15℃以上の温度が確保できる場合は、種まきを行っても構いません。ただし、播種後最低温度が15℃を下回ると、発芽せずに種が腐敗します。

| 栽培ガイド・東北編1 | 2006.12.14 Thursday | comments(0) | - |
関東は千葉県の管理です。海辺と内地では大変な違いがあります、ご注意を。

1.管理温室
管理温室

2.12月の花 『日本ノビリス』
日本ノビリス

3.12月の花 『ノビリスシルタンティフローラ』
ノビリスシルタンティフローラ


4.水やり

12月にもなると最低温度も5度ほどになります。第一週には毎年初霜が降ります、12月から2月はほぼ休眠です。

鉢の表面が乾いてから、2-3日後に晴れの日の午前中にたっぷりと与えます。

5.肥料

休眠に付き与えません。

6.植え替え

しません。

7.病害虫

冬は発生しません。3月からやります。

8.苗の定植

しません。


温室では冬でも成長、開花をします。よって8度以上を維持できる方は管理は違います。12月下旬から10度に暖房を設定し、

種まきもします。消毒は月に一回。今の時期は綿虫がでます、トクチオン、スプラサイドの1.000倍混合で死滅します。

シルタンティフローラもボチボチとつぼみが出ます、暖かい日は日中に喚気をする、たとえ一時間でも換気は忘れずに、

種まきは3月に発芽しますが、床マットのデンショウ線ですと簡単に発芽します。

肥料は私は冬の間は与えません、3月下旬からは急激に成長しますから3月中旬にIB化成の大粒を鉢のサイズに合わせ与える。


| 栽培ガイド・関東編1 | 2006.12.14 Thursday | comments(0) | - |
はじめに
私の場合、君子蘭を4坪のポリカーボネイトのハウスで栽培しています。12月の声を聞くと早速、冬篭りの準備に取り掛かります。
ビニールと不織布の二重の内張りです。これで3月までの冬の4ヶ月間を君子蘭は無加温で過ごします。決して良い環境とは思いませんが、まだ凍らして駄目にした経験はありません。その点、北陸、東北、北海道などの寒冷地より少し暖かいのかもしれません。余談ですが。私の君子蘭とかけて私の食べる松葉ガニととく。その心は。1)君子蘭が二重の内張御殿に鎮座まします時と、松葉ガニの食べられる時がほぼ同じである。2)君子蘭もカニも高級な物は、高くて手が出ない。私の手に入る君子蘭と私が食べられる松葉ガニは、どちらも安物なのです。お後が宜しいようで・・・・。マイハウスの写真です。中は当然二重の内張りです。

温室


12月の山陰地方での君子蘭の管理

12月の山陰地方(日本海側)では、雪の心配が少し出てきます。(2005年は、雪が多く降った。)カラッと晴れた日は少なく、鈍より曇った日が多くなります。12月の日照時間は、11月に比べて約半分の70時間(月合計)程になります。そして、温度の上がらない日が多くなり月平均気温も3〜4℃(最低気温0.5℃〜最高温度7℃)になります。寒冷地ですので、基本的に室内か温室での管理になります。


1.置き場

理想的には夜間最低温度5℃以上、日中の最高温度20℃以下です。
昼夜の温度差が大きいと株が消耗します。日中の温度の上がりすぎには特に注意が必要です。

室内:
玄関で管理する場合、特にガラス面の近くは明け方冷え込みます。晴れた日中は逆に日差しが強すぎて葉焼けを起こす可能性が有ります。防寒と日よけをかねた薄いレースのカーテンなどの対策が必要です。
居間などの加温された部屋で管理する場合、君子蘭にエアコンなどの温風が直接当たらないように気をつけます。また日中日差しが入ると意外に気温が上がります。逆に夜間は暖房が切れて室温が下がります。出来るだけ寒暖の差が少なくなるような場所で管理します。レースのカーテン越しの光が当たるような場所では、葉が光を求めて暴れます。1週間に1回は鉢回しを行い、均等に光が当たるようにして、葉が暴れない様に管理します。

温室(無加温):
夜間や明け方の最低気温に注意し、凍結に細心の注意が必要です。クンシランは凍結すると回復しません。無加温温室での管理は、ビニール、不織布などの二重の内張り、または、断熱材をはるなどの工夫が必要です。

温室(加温):
クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。

2.水やり

基本的に葉が伸び続けている株は根も活動を続けています。鉢土の表面が乾いたら2、3日後の午前中にたっぷり水やりを行います。
鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。この時期の水切れは春の開花や新葉の成長に影響します!
気温が低い場所で管理していて、葉の成長が止まっている株は、基本的に根も活動を停止しています。このような株は1週間に1回ぐらい天気が良い日の午前中に鉢土の上半分が湿る程度の水やりを行います。

3.施肥

成長を続けている株には普段の2/3程度の置き肥を与えます。
休眠中の株には肥料は与えません。

4.病害虫

発生はほとんど見られません。

5.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は30〜40%遮光。

6.移植:株分け

基本的には、行いません。

7.種まき

基本的には、行いません。しかし、15℃以上の温度が確保できる場合は、種まきを行っても構いません。ただし、播種後最低温度が15℃を下回ると、発芽せずに種が腐敗します。


| 栽培ガイド・山陰編1 | 2006.12.15 Friday | comments(0) | - |
はじめに
「一白、ニ黒、三緑」を正月の初夢に見たい物と思っています。
勿論、君子蘭の花色です。白は、雪白。黒は、真黒。緑は、芽吹き色。夢のまた夢か。しかし、その中で、緑が一番早く作出されるのでは、ないだろうか。
植物の種間交雑は、自然であれ、人工であれ、園芸界では、珍重され持て囃されることが多いい。品種改良の名の下に、現在も数多くなされている物と思います。園芸界では、歓迎される遺伝子組み替え、クローン技術も、しかし、食物では嫌われ者です。
先日、市場で奇妙なカニを発見しました。足は、紅ズワイガニ、甲羅は、松葉ガニ。カニの種間交雑です。自然界で起こっているのです。不気味な気持ちになりました。複雑な思いです。
F1だから丈夫でこれからは、どんどん増えていくことでしょう。
近い将来、山陰地方のカニといえば、このカニが主役になるかもしれません。
皆さんの身の回りにもこんな事例は、たくさん起こっていると思います。関心を持って見渡せば。

我が家の温室(無加温)に立て籠もった中国からのお客様たちのスナップ写真を撮りました。寒がっているのかな。

中国からのお客様

温室内


12月の山陰地方での君子蘭の管理

基本的には、12月の管理と同じです。1月の山陰地方(日本海側)では、雪の心配が少し出てきます。中旬から本格的に雪が降り始めます。カラッと晴れた日は少なく、鈍より曇った日が多くなります。1月の日照時間は、12月に比べて約10時間も短く60時間(月合計)程になります。そして、温度の上がらない日も多くなり月平均気温も3〜4℃(最低気温0.2℃〜最高温度7℃)になります。寒冷地ですので、基本的に室内か温室での管理になります。


1.置き場

理想的には夜間最低温度5℃以上、日中の最高温度20℃以下です。
昼夜の温度差が大きいと株が消耗します。日中の温度の上がりすぎには特に注意が必要です。

室内:
玄関で管理する場合、特にガラス面の近くは明け方冷え込みます。晴れた日中は逆に日差しが強すぎて葉焼けを起こす可能性が有ります。防寒と日よけをかねた薄いレースのカーテンなどの対策が必要です。
居間などの加温された部屋で管理する場合、君子蘭にエアコンなどの温風が直接当たらないように気をつけます。また日中日差しが入ると意外に気温が上がります。逆に夜間は暖房が切れて室温が下がります。出来るだけ寒暖の差が少なくなるような場所で管理します。レースのカーテン越しの光が当たるような場所では、葉が光を求めて暴れます。1週間に1回は鉢回しを行い、均等に光が当たるようにして、葉が暴れない様に管理します。

温室(無加温):
夜間や明け方の最低気温に注意し、凍結に細心の注意が必要です。クンシランは凍結すると回復しません。無加温温室での管理は、ビニール、不織布などの二重の内張り、または、断熱材をはるなどの工夫が必要です。

温室(加温):
クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。

2.水やり

基本的に葉が伸び続けている株は根も活動を続けています。鉢土の表面が乾いたら2、3日後の午前中にたっぷり水やりを行います。
鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。この時期の水切れは春の開花や新葉の成長に影響します!
気温が低い場所で管理していて、葉の成長が止まっている株は、基本的に根も活動を停止しています。このような株は1週間に1回ぐらい天気が良い日の午前中に鉢土の上半分が湿る程度の水やりを行います。

3.施肥

成長を続けている株には普段の2/3程度の置き肥を与えます。
休眠中の株には肥料は与えません。

4.病害虫

発生はほとんど見られません。

5.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は30〜40%遮光。

6.移植:株分け

基本的には、行いません。

7.種まき

基本的には、行いません。しかし、15℃以上の温度が確保できる場合は、種まきを行っても構いません。ただし、播種後最低温度が15℃を下回ると、発芽せずに種が腐敗します。また、先月種を蒔いたものはそろそろ発芽します。乾燥と低温に注意が必要です。


| 栽培ガイド・山陰編1 | 2007.01.11 Thursday | comments(0) | - |
1.1月の東北.北海道の管理

日本海側や北海道では本格的な雪の季節になります(月間日照時間が60時間以下)、日中も気温が上がらない日が多くなります。
太平洋側は、今月も乾燥した日(月間日照時間60〜140時間)が続きます。
今月も先月に引き続き基本的に室内か温室での管理になります。

2.置き場

理想的には夜間最低温度5℃以上、日中の最高温度20℃以下。
昼夜の温度差が大きいと株が消耗します。日中の温度の上がりすぎには特に注意が必要です。

室内(無加温):玄関や風除室で管理する場合、特にガラス面の近くは明け方冷え込みます。晴れた日中は逆に日差しが強すぎて葉焼けを起こす可能性が有ります。防寒と日よけをかねた不織布をはるなどの対策が有効です。

室内(加温):居間などの加温された部屋で管理する場合、日中日差しが入ると意外に気温が上がります。逆に夜間は暖房が切れて室温が下がります。出来るだけ寒暖の差が少なくなるような場所で管理しましょう。レースのカーテン越しの光が当たるような場所では、葉が光を求めて暴れます。1週間に1回は鉢回しを行い、均等に光が当たるように管理しましょう。

温室(無加温):夜間や明け方の最低気温に注意し、凍結に細心の注意が必要です。クンシランは凍結すると回復しませんので、無加温温室での管理は、断熱材をはるなどの工夫が必要です。

温室(加温):クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。
洋ラン等と一緒の管理の場合は日中の温度はクンシランにとっては暑すぎる場合が有ります。置き場所を工夫して出来るだけ日中は涼しくなる様に管理します。

3.みずやり

クンシランの冬場の管理で最も頭を悩ますところです。
基本的に葉が伸び続けている株は根も活動を続けています。鉢土の表面が乾いたら2、3日後の午前中にたっぷり水やりを行います。
鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。この時期の水切れは春の開花や新葉の成長に影響します!
気温が低い場所で管理していて、葉の成長が止まっている株は、基本的に根も活動を停止しています。このような株は1週間に1回ぐらい天気が良い日の午前中に鉢土の上半分が湿る程度の水やりを行います。

4.施肥

成長を続けている株には置き肥を与えます。
新葉の成長が続いている株は、薄い液肥(ハイポネックス粉末の2,000倍液:規定の濃度より薄いほうが安全です)を2週間に1回与えると良い。
休眠中の株には肥料は与えません。

5.繁殖

行いません。

6.病害虫

発生はほとんど見られません。
今月も予防として、トップジンMかマンネブダイセンMの1,000倍液を1回散布しておくと良い。
室内管理で農薬を使用したくない場合は、フジ除菌水(フジ園芸 TEL :086-424-4455)を散布すると良い。次亜塩素酸による殺菌なので、農薬のような耐性菌の出現の心配が少なく連用が可能!

7.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は30〜40%遮光。
ただし、葉焼けはUV(紫外線)が原因なので、UVカットフィルムを貼っている場合は、遮光率はもう少し低い方がクンシランの生育には良い。

8.移植

行いません。

9.種まき

行いません。
先月種を蒔いたものはそろそろ発芽します。乾燥と低温に注意が必要です。また、日中と夜間の温度差が大きいとせっかく発芽したものが腐敗してしまう場合があります。温度管理には充分注意しましょう。
| 栽培ガイド・東北編1 | 2007.01.13 Saturday | comments(0) | - |
1月だというのに今年は暖かいですね。暖房費の大幅節約ができそう、外で水道のホースが凍りません。

今月の花はシルタンティフローラがメインです。だが狂い咲きがちらほらと咲いています。

温室ですから咲きますが、家の中では未だ活動は始めません、温室の方は参考にしてください。

1.ガルデニー×日本ノビリス
ガルデニー×日本ノビリス

2.日本ノビリス
今年は花が遅く、1月がメインか。
日本ノビリス

3.ガルデニー×達磨
なぜか花は小さめ、逆の交配の達磨×ガルデニーは花が二倍の大きさです。
ガルデニー×達磨

4.緑花
半分赤に咲いた。狂い咲きです。
緑花

5.斑入りシルタンティフローラ
ほとんどの方が初めて見たと思います。
斑入りシルタンティフローラ

6.黄花
完全に狂い咲き。
黄花


肥料

苗など生長しているものは与えます。IB化成の大粒3-5粒。未だ動いていないものは与えません。
花が出てきたら、リン、カリ主体の肥料です。苗と開花株は成分が違います、注意。



乾いてから2-3日後、午前中の暖かい日に十分与えます。一般家庭は乾かしぎみに。

消毒

温室では温室粉ジラミ、綿虫が発生します。毎月一回は消毒します。綿虫はトクチオンとスプラサイドの千倍液。
一般の家庭では必要有りません。 

換気

千葉では冬でも換気します。10時から2時くらいまで。夕方に温度が残るように様子を見ながら換気。
曇り、雨の日は換気はしません。温室の湿度は高いので必ず換気をするようにしてください。

移植

行いません。

種まき

行いません。


| 栽培ガイド・関東編1 | 2007.01.17 Wednesday | comments(0) | - |
はじめに
「東風吹かば、思いおこせよ君子蘭、主(の世話)無しとて春な忘れそ!」
我が家のハウスにも日本ノビリスが咲き始めました。ミニアータも花芽をあげ始めました。初花も何本かあります。でも・・・・・ね。
世話らしい世話もやってないから、望む方がおかしいね。
棚下をゴソゴソしていたら面白い物見っけ!!
雀の兄弟?雀の種子と子株。種子=子株 この方程式、解かりますね。華照F1(華照X華照)。5株の中の1株。それぞれ違う。
1円クラスもある。花、咲くのかな?(写真)
恒例のカニの話題。庶民の味方、若松葉カニが、登場してきました。味は、松葉に比べるとチト落ちるが、価格が安い・・・だけの話です。腹いっぱい食べられますよ。

雀の兄弟

華照F1


2月の山陰地方での君子蘭の管理

基本的には、1月の管理と略同じです。2月の山陰地方(日本海側)では、雪の心配がまだまだ続きます。そして本格的に雪が降り始めます。カラッと晴れた日は少なく、鈍より曇った日や、雪の日が多くなります。しかし、2月の日照時間は、1月に比べて約20時間も長く80時間(月合計)程になります。そして、温度も1月よりも少し暖かくなって、月平均気温は、4〜5℃(最低気温1℃〜最高温度9℃)になります。しかし、寒冷地ですので、基本的に室内か温室での管理になります。無加温のハウスでも花芽を上げる君子蘭(ミ二アータ)もでてきます。


1.置き場

理想的には夜間最低温度5℃以上、日中の最高温度20℃以下です。
昼夜の温度差が大きいと株が消耗します。日中の温度の上がりすぎには特に注意が必要です。

室内:

玄関で管理する場合、特にガラス面の近くは明け方冷え込みます。晴れた日中は逆に日差しが強すぎて葉焼けを起こす可能性が有ります。防寒と日よけをかねた薄いレースのカーテンなどの対策が必要です。
居間などの加温された部屋で管理する場合、君子蘭にエアコンなどの温風が直接当たらないように気をつけます。また日中日差しが入ると意外に気温が上がります。逆に夜間は暖房が切れて室温が下がります。出来るだけ寒暖の差が少なくなるような場所で管理します。レースのカーテン越しの光が当たるような場所では、葉が光を求めて暴れます。1週間に1回は鉢回しを行い、均等に光が当たるようにして、葉が暴れない様に管理します。

温室(無加温):
夜間や明け方の最低気温に注意し、凍結に細心の注意が必要です。クンシランは凍結すると回復しません。無加温温室での管理は、ビニール、不織布などの二重の内張り、または、断熱材をはるなどの工夫が必要です。

温室(加温):
クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。

2.水やり

基本的に葉が伸び続けている株は根も活動を続けています。鉢土の表面が乾いたら2、3日後の午前中にたっぷり水やりを行います。
鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。特に花芽のあがり始めた株のこの時期の水切れは、春の開花に大きく影響します。水の管理には十分注意しましょう。
気温が低い場所で管理していて、葉の成長が止まっている株は、基本的に根も活動を停止しています。このような株は1週間に1回ぐらい天気が良い日の午前中に鉢土の上半分が湿る程度の水やりを行います。

3.施肥

成長を続けている株には普段の2/3程度の置き肥を与えます。
休眠中の株には肥料は与えません。花芽の上がった株には、燐酸系成分の多いい液肥を与えます。

4.病害虫

発生はほとんど見られません。

5.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は30〜40%遮光。

6.移植:株分け

基本的には、行いません。

7.種まき

基本的には、行いません。しかし、加温設備が無くても、今月の下旬に種子を蒔き、4月初めに発芽した苗を、ポットに植え替える方法もあります。少ないスペースでも多くの種をまくことが可能です。一度試みてください。
ナイロン袋にマジックで交配記録を書いて、水を軽く絞ったミズゴケと君子蘭の種子をその中に入れ、口を軽く結んでおきます。この様な袋を交配別に作り、まとめて、一つの袋(レジ袋等)に入れておきます。吊るすことも可能です。そして、居間等、暖かい所に置いておきます。暗くてもかまいません。水には、ほとんど気を使う必要はありません。約1ヵ月後に発芽します。 
また、12月に種を蒔いたものはそろそろ発芽します。乾燥と低温に注意し、腐らせないようにしましょう。


| 栽培ガイド・山陰編1 | 2007.02.04 Sunday | comments(0) | - |
1.2月の東北.北海道の管理

日本海側や北海道では一年で一番厳しい雪の季節になります(月間日照時間が80時間以下)。今月も日中の気温が上がらず寒さが厳しい日が続きます。
太平洋側は、今月も乾燥した日(月間日照時間80〜140時間)が続きます。
今月も先月に引き続き基本的に室内か温室での管理になります。
気温は上がらない日が続きますが、日照時間が伸び始めると、クンシランは活動を開始します。中には花芽が上がり始める株も出てきます。こまめに観察しそれぞれに適した管理を行いましょう。

2.置き場

理想的には夜間最低温度5℃以上、日中の最高温度20℃以下。
昼夜の温度差が大きいと株が消耗します。日中の温度の上がりすぎには特に注意が必要です。

室内(無加温):玄関や風除室で管理する場合、特にガラス面の近くは明け方冷え込みます。晴れた日中は逆に日差しが強すぎて葉焼けを起こす可能性が有ります。防寒と日よけをかねた不織布をはるなどの対策が有効です。

室内(加温):居間などの加温された部屋で管理する場合、日中日差しが入ると意外に気温が上がります。逆に夜間は暖房が切れて室温が下がります。出来るだけ寒暖の差が少なくなるような場所で管理しましょう。レースのカーテン越しの光が当たるような場所では、葉が光を求めて暴れます。1週間に1回は鉢回しを行い、均等に光が当たるように管理しましょう。

温室(無加温):夜間や明け方の最低気温に注意し、凍結に細心の注意が必要です。クンシランは凍結すると回復しませんので、無加温温室での管理は、断熱材をはるなどの工夫が必要です。

温室(加温):クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。
洋ラン等と一緒の管理の場合は日中の温度はクンシランにとっては暑すぎる場合が有ります。置き場所を工夫して出来るだけ日中は涼しくなる様に管理します。

3.みずやり

クンシランの冬場の管理で最も頭を悩ますところです。
基本的に葉が伸び続けている株は根も活動を続けています。鉢土の表面が乾いたら2、3日後の午前中にたっぷり水やりを行います。
鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。この時期の水切れは春の開花や新葉の成長に影響します!
気温が低い場所で管理していて、葉の成長が止まっている株は、基本的に根も活動を停止しています。このような株は1週間に1回ぐらい天気が良い日の午前中に鉢土の上半分が湿る程度の水やりを行います。
花芽が上がってきた株は水切れを起こすと花芽の成長に影響します。暖かい日の日中にたっぷり水やりを行います。

4.施肥

成長を続けている株には置き肥を与えます。
新葉の成長が続いている株は、薄い液肥(ハイポネックス粉末の2,000倍液:規定の濃度より薄いほうが安全です)を2週間に1回与えると良い。
花芽が上がってきた株はリン酸分の多い液肥を与えると発色が良くなります。
休眠中の株には肥料は与えません。

5.繁殖

行いません。

6.病害虫

発生はほとんど見られません。
今月も予防として、トップジンMかマンネブダイセンMの1,000倍液を1回散布しておくと良い。
室内管理で農薬を使用したくない場合は、フジ除菌水(フジ園芸 TEL :086-424-4455)を散布すると良い。次亜塩素酸による殺菌なので、農薬のような耐性菌の出現の心配が少なく連用が可能!
室内や温室で管理しているとカイガラムシの発生が見られることがあります。その場合は早めに防除しましょう。スプラサイド水和剤等を規定の濃度で散布するか、発生が少量の場合は、柔らかめの歯ブラシ等でこすり落として防除します。

7.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は30〜40%遮光。
ただし、葉焼けはUV(紫外線)が原因なので、UVカットフィルムを貼っている場合は、遮光率はもう少し低い方がクンシランの生育には良い。

8.移植

行いません。

9.種まき

行いません。
12月に種を蒔いたものはそろそろ本葉が展開します。乾燥と低温に注意が必要です。また、日中と夜間の温度差が大きいとせっかく発芽したものが腐敗してしまう場合があります。温度管理には充分注意しましょう。


室内管理

「写真説明」
寒冷地のため室内で管理しています。毎年10月末から5月末まで2階の南側の一部屋をクンシラン様達が占領しています!
秋に種を蒔いた実生苗や中国君子蘭は棚の後ろにある室内温室内で管理しています。
室温は暖房なしで日中10〜15度、夜間最低気温5〜8度といったところです。
室内温室内は日中20〜30度(天気が良いとやや高めになります)、夜間最低温度8〜10度。
暖房なしの部屋の中でもクンシランはもう新葉を伸ばし始めています。週に1〜2回の水やり。月2回の液肥。


| 栽培ガイド・東北編1 | 2007.02.04 Sunday | comments(0) | - |
2月は千葉県では出荷の最盛期です。シルタンティフローラなどはすでに花は終わり、日本ノビリスも同様です。
一般の家庭では花は3月から4月ですから、温室栽培では二ヶ月近く、季節の早とりです。

しかし、突然寒い日が来ます、防寒にはくれぐれも注意してください。今年の冬は例年になく曇りや雨の日が多く、日照時間の少ないのが気にかかりますが、下旬は日照時間が長くなり、君子蘭も春を感じ取り、葉の間から蕾が見えてきます。

温室では早咲きの春海が満開です、その他の品種も下旬には咲き出します。一年の苦労が吹っ飛びます。

1.ハエマンサス
ハエマンサスの一年生
君子蘭と同じ彼岸花科のハエマンサスの一年生です。
余り見かけないでしょう。

2.シャンデリア
シャンデリア

3.チャレンジャー
チャレンジャー


置き場

温室では一年中同じですね、曇りの日には寒冷斜を開けます、少しでも温度が必要です。
一般の家庭ではまだまだ株に動きは有りませんが、下旬ころより根、や株に春の動きが有りますから、明るいカーテン越しで温度の取れる場所がいいですが、あまりにもガラスに近づけないように注意してください。

水掛

温室では成長が始まっています。水は切らさないようにします。表面が乾いてから2-3日後にたっぷりと与えます。
蕾がのびるにはかなりの養分が必要となりますから、自動潅水などに頼らず、全てを手潅水に切り替えます。植物と話をしながら水掛をしましょう。

肥料

与えます。2月から6月が成長期ですから、一カ月おきにIB化成の大粒を与えます。それと液肥も開花株に月に二回ほど与えます。
一般の家庭では与えません。

病害虫

温室では一年中月に一回はやりますが、一般では病害虫は発生しませんから、やりません。
その他温室ではナメクジが花粉を食べます、ナメキールなどをまき、薬殺します。

移植

しません。

種蒔き

温室ではすでに発芽していますか、一般的には暖かくなる三月がいいですね。


次回からは温室と一般を分けて書くようにします、余りにも管理が違いますから、誤解を招くといけないので。


| 栽培ガイド・関東編1 | 2007.02.21 Wednesday | comments(0) | - |
はじめに
今年は、「地球温暖化」ということを身にしみて感じます。マスコミは、雪の降らなかった東京のことを報じていましたが、山陰地方でも、この冬は雪が降ったのは1度だけでした。それも翌日には解けて消えてしまいました。夏の水不足が心配です。さて、カニの話題も今回で終わりです。3月でカニは禁猟となります。松葉ガニの食べたい人は、今月中に山陰地方に来てください。身近に「地球温暖化」を感じる写真を1枚。ハウス横の南天の写真です。例年だと小鳥に食べられて見る影もありませんが、今年のこの素晴らしさはどうでしょうか。雪も無く野山に小鳥の餌が十分あると言う事です。

ハウス横の南天


2枚目の写真は、華照(英)の写真です。緑花です。確認には、5年かかります。現在の子株が開花するのに必要な時間です。花茎は、もう少し伸びています。普段から、よく君子蘭の観察をすれば、思わぬ発見があるというものです。「緑花の華照」とかけてなんととく。「クレオパトラ」ととく。 そのこころは。 「もう少しハナが高ければ・・・・・」
しかし、私には、高くなくても、美女に変わりありません。
現状でも十分、絶世の美女です。

緑花の華照


3月の山陰地方での君子蘭の管理

基本的には、2月の管理と略同じです。3月の山陰地方(日本海側)では、雪の心配がまだまだ続きます。そして突然に雪が降ったりします。油断は、禁物です。しかし、カラッと晴れた日もだんだん増えてきます。3月の日照時間は、2月に比べて約50時間も長く130時間(月合計)程になります。そして、温度も2月より暖かくなって、月平均気温は、7〜8℃ (最低気温3℃〜最高温度13℃)になります。しかし、寒冷地ですので、基本的に室内か温室での管理になります。無加温のハウスでも花芽を上げ、開花する君子蘭(ミ二アータ)もでてきます。


1.置き場

理想的には夜間最低温度5℃以上、日中の最高温度20℃以下です。
昼夜の温度差が大きいと株が消耗します。日中の温度の上がりすぎには特に注意が必要です。

室内:
玄関で管理する場合、特にガラス面の近くは明け方冷え込みます。晴れた日中は逆に日差しが強すぎて葉焼けを起こす可能性が有ります。防寒と日よけをかねた薄いレースのカーテンなどの対策が必要です。
居間などの加温された部屋で管理する場合、君子蘭にエアコンなどの温風が直接当たらないように気をつけます。また日中日差しが入ると意外に気温が上がります。逆に夜間は暖房が切れて室温が下がります。出来るだけ寒暖の差が少なくなるような場所で管理します。レースのカーテン越しの光が当たるような場所では、葉が光を求めて暴れます。1週間に1回は鉢回しを行い、均等に光が当たるようにして、葉が暴れない様に管理します。

温室(無加温):
夜間や明け方の最低気温に注意し、凍結に細心の注意が必要です。クンシランは凍結すると回復しません。無加温温室での管理は、ビニール、不織布などの二重の内張り、または、断熱材をはるなどの工夫が必要です。

温室(加温):
クンシラン専用の温室での管理の場合は、日中と夜間の温度差があまり大きくならないように管理します。

2.水やり

基本的に葉が伸び続けている株は根も活動を続けています。気温が低い場所で管理していても、全ての株は、成長をし始め、新葉を伸ばし始めます。鉢土の表面が乾いたら2、3日後の午前中にたっぷり水やりを行います。鉢土の乾燥状態を見極めて、乾きすぎないように注意します。特に花芽のあがり始めた株のこの時期の水切れは、春の開花に大きく影響します。また、開花し始めた株の水の管理には、特に水切れの無い様に注意しましょう。

3.施肥

化成肥料または、油粕の置き肥を与えます。水やりの代わりに2週間に1回ほど薄い液肥をあたえてもかまいません。開花した株や、花芽の上がった株には、燐酸系成分の多いい液肥を与えます。

4.病害虫

発生はほとんど見られません。

5.日光

室内管理では、レースのカーテン越しの光。
温室は30〜40%遮光。

6.移植:株分け

基本的には、行いません。

7.種まき

3月下旬には、種まきを行います。しかし、霜対策のために、軒下、室内若しくは、温室(無加温でよい)に置くことが望ましい。


| 栽培ガイド・山陰編1 | 2007.03.11 Sunday | comments(0) | - |
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